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【マキタ電動工具】ブロワとは？

こちらでは、ブロワの意味や用途などをご紹介いたします。

ブロワとは

ブロワとは空気に圧力をかけて風を起こす機械です。風を起こすことにより、邪魔なものを吹き飛ばし、掃除を効率的に進めるといったことができます。マキタのブロワにはバキューム機能がついたものもあり、この機能を使えば風を吹かせるだけでなく、ブロワに向けて吸い込むことも可能です。

落ち葉や枯れ葉などの掃除に便利

ブロワは落ち葉やゴミなどを掃除するために活用されるケースが多いです。例えば、秋の枯れ葉が多い時期は掃除が必要ですが、ほうきなどを使って掃除すると、どうしても時間がかかりすぎてしまいます。腰をかがめなければならないこともあり、身体的な負担になりやすいでしょう。しかし、ブロワを使うと身体的な負担を抑えつつ、短時間で掃除することが可能。秋の落ち葉掃除だけでなく、草刈り後にも役立ちます。

ほうきが使えない場所でも掃除できる

ブロワは風で吹き飛ばす、もしくはバキューム機能で吸い込む機械です。そのためほうきが使えず、直接触れることが難しい場所でも簡単に掃除できます。身近な例として車が挙げられます。車は道具が直接触れると傷がついてしまう恐れがあるため、ほうきやハタキなどは使えません。その点、ブロワなら風でゴミを吹き飛ばすことが可能です。また配管や塀の上など、高いところにあり掃除が難しい場所にも使えます。

洗車後の手入れもブロワで手軽に

ブロワの使い方はゴミを吹き飛ばすだけではありません。洗車後、ボディに残った水滴を吹き飛ばす際にも使えます。一般的に、洗車後の水滴はそのままにせず、タオルで拭くなどの対応が必要です。ブロワを使えば強い風で一気に水滴を飛ばせるため、洗車後の手入れも簡単に済みます。

【マキタ電動工具】充電式や小型がいい？ブロワの選び方

マキタのブロワには様々な種類があるため、選ぶ際に悩んでしまうかもしれません。また18vや14.4vなど複数の電圧があるため、バッテリーとの互換性も注意が必要です。こちらでは、マキタのブロワをどう選ぶべきか、購入の前にぜひ確認したいポイントをご紹介いたします。

主な種類

マキタのブロワは主に以下の3種類に分けられます。

充電式はコードレスなため作業できる範囲に制限がなく、比較的小型なものが多く持ち運びもしやすいです。ただし、使用時間が長くなると充電が切れる可能性があるため、充電式のブロワを使う際には残量や時間に注意する必要があります。コードレスである充電式は、比較的短時間の使用に適しているでしょう。

コード式は充電式と違い、電源につなぎながら使うタイプです。電源から動力を取得し続けるため、長時間使い続けられます。しかし常にコードをつなぐ必要性があるため、コードレスに比べて作業できる範囲にどうしても限りがあります。充電式と同様に、比較的小型な種類が多いことも特徴の一つです。

エンジン式はガソリンなどの燃料を使います。こちらも充電式と同じくコードレスなため、作業できる範囲に制限がありません。加えて、道路や大きな庭など広範囲の掃除もできるパワフルさが特徴です。

反面、充電式やコード式と比べて非常に重量があります。音も大きいため使う場所や時間には注意が必要です。このように、マキタのブロワにはコードレス・小型・使用時間の長さ・パワーの強さなどの特徴があるため、これらを基準にすると選びやすいでしょう。

互換性を確認

充電式のブロワを使用する際には、バッテリーを使って充電が必要です。そのためマキタのブロワを購入する際には、お持ちのバッテリーとの互換性も確認しましょう。マキタは電圧が同じであれば、電流が違っても同じバッテリーを使えます。ですが、電圧が違い互換アダプターもない場合、せっかく購入したブロワが使えないケースもあります。一般的に、18vもしくは14.4vのブロワを使うケースが多いです。18vのバッテリーと18vのブロワ、14.4vのバッテリーと14.4vのブロワをセットで選ぶとよいでしょう。

マキタの場合は、18vと14.4vは互換性があり同じバッテリーが使えることが多いです。お持ちのバッテリーのタイプを確認し、18vと14.4v両方に使える互換性の高いタイプであれば選択肢が広がります。バッテリーの電圧や互換性も、ブロワを選ぶ際の大切なポイントです。

【マキタ電動工具】「小型なハンディタイプのブロワ」メリット・デメリット

まずは、マキタのブロワのうち、ハンディタイプに見られるメリット・デメリットを見ていきましょう。

メリット

ハンディタイプのブロワは小型であるため、小回りが利きやすいです。そのため細かい場所の掃除が簡単にでき、幅広い用途に使うことができます。充電式のコードレス仕様であれば、より使える範囲が広くなります。細かい部分の掃除や洗車後の水滴飛ばしなどに向いているタイプといえるでしょう。

ハンディタイプのブロワは、準備の手間が比較的少ないこともメリットです。装着や片付けに時間がかからないため、すぐ使いたいときに重宝するでしょう。さらに、ハンディタイプのブロワは比較的小型なため収納するためのスペースも最低限で済みます。電動工具でありながら場所をそれほどとらない点は、強い魅力です。

デメリット

一方で、マキタのハンディタイプブロワには以下のようなデメリットもあります。

ハンディタイプのブロワの場合、小型なために搭載できる動力がどうしても小さくなりがちです。そのため後ほど紹介する背負うタイプと比べると、風が弱くなってしまいます。広い範囲の掃除や大量のゴミを吹き飛ばすなど、動力を多く使う場面での活用には適していません。また、ハンディタイプのブロワがゆえに使用中の振動が手に直接伝わります。そのため重量のわりに疲れやすく、長時間の使用は難しいです。短時間の掃除や小回りの必要な場面ならともかく、そうでない場合にはあまりメリットを感じられないでしょう。

【マキタ電動工具】「背負うタイプのブロワ」メリット・デメリット

続いては、マキタのブロワのうち、背負うタイプに見られるメリット・デメリットです。ハンディタイプとは違った特徴が見られます。

メリット

背負うタイプのブロワは搭載できる動力が大きいため、より強い風力を発揮できます。そのため、吹き飛ばしたい落ち葉やゴミの量が多い場面で便利です。道路や公園などの広い範囲であっても、強い風力であれば短時間で掃除を進めることができます。

加えて背負うタイプのブロワは、重さや振動を身体の広い範囲で受け止めることが可能です。負担が分散するため、ハンディタイプよりも使用がつらくありません。全体的な重量は増しますが、実感する疲れは小さくなります。搭載できる動力が多く、感じる負担も小さいことから、長時間使い続けることが可能です。広い範囲の掃除をしたい場合には、背負うタイプの使用が効率的でしょう。

デメリット

ハンディタイプと同様、マキタの背負うタイプにもデメリットがあります。主なデメリットは以下のとおりです。

背負うタイプのブロワは、使用から片付けまでにどうしても時間がかかってしまいます。ブロワの電源を入れて背負い、掃除などの作業を行い、使用後は背中から下ろして電源を落とし、片付けます。重量もあるため、準備と片付けで感じる負担は大きくなります。使用時の負担は小さいですが、それ以外の部分で大変に感じることがあるでしょう。また、背負うタイプのブロワは比較的価格が高めです。そのためハンディタイプと比較すると、金銭的な負担が大きいかもしれません。