日本を代表する電動工具メーカーといえば「マキタ」です。マキタは愛知県安城市に本社を置く株式会社マキタが展開する大手総合電動工具メーカーで、建築現場向けの電動工具において国内シェア約60％、世界シェアでも約20％といわれています。マキタの電動工具はプロの職人からDIYユーザーまで幅広く愛用され、通販サイトでも人気が高く、充実したアフターサービスも好評です。
こうしたマキタの歴史は、電動工具の進化の歴史でもあります。こちらでは、マキタの商品を通販でご提供するTANACHII.SHOPが、マキタの電動工具の歴史について詳しくご紹介します。
愛知県名古屋市で「牧田電機製作所」を創業
マキタの始まりは大正時代にまで遡ります。1915年、愛知県名古屋市にて、牧田茂三郎により株式会社マキタの前身である「牧田電機製作所」が創業されます。当時は従業員わずか4人で、電灯器具やモーター、変圧器などの修理販売を中心とした、個人経営の町工場でした。1935年にはソ連へ発電機やモーターを輸出しており、早くから世界を見据えて商売をしていた歴史があります。
「商売替え」を宣言
1950年代に入ると終戦直後の不況の波を受け、中小企業であるマキタの製品は競争力を失い営業不振に陥ります。1955年に創業者の牧田に請われる形で、マキタの社員であった後藤十次郎が社長に就任。1957年に「商売替え」を宣言し、独自製品の開発に取り組みます。
携帯用電気カンナを発売
当時、建設現場で使われる道具はアナログで、電動工具は普及していませんでした。そこでマキタは1958年に、国産で初となる携帯用電気カンナ1000を発売しました。革新的なこの電気カンナは全国の木工業者から高い評価を受け、このヒットを皮切りに、マキタは汎用モーターメーカーから電動工具専門メーカーへ転換します。
日本全国・世界に進出
1962年に社名を「株式会社マキタ電機製作所」へ変更し、1963年には完全無借金会社となりました。電動工具のサービス向上に向けて、日本国内各地に営業拠点を設置します。電動工具は修理や消耗品の交換が必要であることから、マキタはアフターサービスを充実させることで職人からの支持を獲得したのです。
1969年には充電式工具第1号の電池ドリル6500Dを発売。1970年代には初の海外現地法人となるマキタU.S.A Inc.を設立し、アメリカを中心に輸出を拡大します。その後もフランス、イギリス、オーストラリア、イタリアなどにも市場を拡大し、「世界のマキタ」と呼ばれるまでに成長しました。1978年にはニッカド電池第1号の電式ドリル6010Dを発売します。
充電式インパクトドライバーを発売
1991年には、商号を株式会社マキタに変更。2005年には、世界初となるリチウムイオンバッテリーを搭載した充電式インパクトドライバーTD130Dを発売します。以後は数多くのリチウムイオンバッテリー搭載製品を開発し、豊富なラインナップを揃えています。2015年には創業100周年を迎え、国内だけでなく世界約50ヵ国で事業を展開する世界的な企業として、広く知られる存在となっています。
マキタが開発した電動工具が、戦後の復興や高度経済成長期の発展に大きく貢献したことは言うまでもありません。世界トップクラスのシェアを誇るマキタの製品はどれも品質が非常に高いです。徹底した品質管理に加え、アフターサービスも整っており安心して使うことができます。
1915年にモーター・変圧器などの販売修理会社として創業したマキタは、1959年に電動工具メーカーへ転身し、順調に事業を拡大していきました。2015年には創業100周年を迎え、国内外で活躍するグローバル企業として厚い信頼を寄せられています。
プロの職人も愛用するメーカーのため、どの電動工具を選ぼうか迷った場合はマキタの製品をおすすめします。
マキタの電動工具を通販サイトでお求めなら、TANACHII.SHOPをご利用ください。マキタのブロワやインパクトドライバーなどの電動工具、バッテリー、充電器などの商品を幅広く取り揃え、送料無料（一部地域を除く）でお届けします。発送は年中無休で行っていますので、お気軽にご利用ください。
