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インパクトドライバーなどの電動工具のバッテリーには、電圧と電流の違いがあります。通販で入手できる製品はDIY向けの14.4Vとプロ向けの18Vが主流ですが、上位の36Vも登場しています。
取り回しに優れ、屋外など場所を問わず使えることから、近年では充電式の電動ドライバーやインパクトドライバーが主流です。日曜大工から業務用まで幅広く使える充電式インパクトドライバーは便利ですが、従来のコード式と異なり、充電式の規格は多数あります。バッテリーの種類によって性能や価格が異なるため、製品を選ぶ際はバッテリーの種類も確認することが大切です。
どの電池や部品を選べばいいのかわからないとお困りの方へ、こちらではインパクトドライバーのバッテリーの種類について解説します。
バッテリーに記載されている「V」と「Ah」の意味は？
インパクトドライバーのバッテリーの違いを見極める際にチェックしたいのが、「V」と「Ah」の値です。インパクトドライバーをはじめ、電動工具のバッテリーには「18V」や「3.0Ah」などの数字が記されています。この数字は「V＝ボルト（電圧）」と「Ah＝アンペア（電流）」を意味し、作業効率に大きく影響しますので必ず確認しましょう。
・ボルト（電圧）
ボルト（電圧）とは電気を押し出す力のことです。この数字が大きいほどパワーが強くなり、高出力で動作できるため高負荷な作業もこなすことができます。プロ向けの充電式インパクトドライバーの電圧は14.4V・18Vが主流で、建設現場でも十分に使用できるボルト数です。
電圧が高いほうがパワーが大きく、動作時間も長くなりますが、バッテリーのサイズと重量は大きくなるため、作業用途に合わせて選びましょう。
・アンペア（電流）
アンペア（電流）とは電気が流れる量のことです。この数字が大きい製品ほどバッテリーの容量が大きく、長時間使用することができます。
インパクトドライバーのアンペア数は1.5Ahから6.0Ahまであり、DIYや家庭での簡単な使用なら、3.0Ahあれば十分な性能があるといえます。プロの職人が業務用として購入するなら大容量の6.0Ahなど、なるべく値が大きい製品を選べば充電回数が抑えられ、作業効率がアップします。
インパクトドライバーのバッテリーの種類
インパクトドライバーで主に使われているのは3種類です。電圧によって特徴が異なりますので、以下でご紹介します。
・14.4V：DIYモデル
主にDIYユーザー向けの製品に多く使われているのが14.4Vのバッテリーです。バッテリー本体が軽量・小型で取り回しがしやすく、価格が安い点がメリットです。
サードパーティ製は数千円程度、メーカー純正品でも1万円程度と、比較的安価な値段で購入できます。一方で連続使用時間が限られており、長時間の使用や高い出力が求められる場面には適さないといったデメリットもあります。ライトな使い方が多いDIYの用途であれば十分に満足できるでしょう。
・18V：プロ向けモデル
14.4Vよりも出力が高く、連続使用も可能なプロ向けモデルとして普及が進んでいます。サードパーティ製のバッテリーで数千円、メーカーの純正バッテリーで1万5,000円程度と、14.4Vとの価格差はそれほどありません。十分なパワーでコストパフォーマンスに優れていることから、製品ラインナップも充実しています。建設現場など高負荷作業での利用が多い場合は、18Vを選ぶと作業効率が高まるでしょう。
・36V：ハイエンドモデル
18Vより進化した製品として登場したのが36Vのバッテリーです。1回の充電で相当なパワーを発揮でき、高負荷な作業も効率よくこなせます。例えばハイコーキのWH36DCは、36Vの高電圧でスピードが落ちにくく、ブレのない締め付けを可能とした製品です。14.4V・18Vと比べて普及は進んでいませんが、最新の高性能な製品を求めているなら選択しても損はありません。
バッテリーの寿命を最大限に伸ばすためには、適切な保管方法と使用方法が重要です。電動工具、特にインパクトドライバーのバッテリーを長持ちさせるためには、以下の点に注意しましょう。
まず、使用しない時はバッテリーを完全に充電した状態で保管することが望ましいです。バッテリーが完全に放電された状態で長時間放置されると、バッテリーの劣化を早める原因となります。また、極端に高温または低温の場所での保管は避け、室温で保管することが推奨されます。
さらに、バッテリーを長時間使用する場合は、過剰な熱を避けるために適度に休憩を取り入れることが重要です。過度の熱はバッテリーの寿命を短くする主な要因の一つです。使用後は、バッテリーを冷却させる時間を確保してください。
通販でバッテリーを購入する際には、信頼性の高い製品を選ぶことが大切です。品質の良いバッテリーは長期間の使用に耐えることができ、コストパフォーマンスも高くなります。
これらの基本的な保守管理を行うことで、バッテリーの寿命を延ばし、インパクトドライバーを安定して使用することが可能になります。
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インパクトドライバーの電池には様々な種類がありますが、「電圧（V）」と「電流（Ah）」に注目すれば最適なバッテリーを選ぶことができます。バッテリーの電圧にも様々な種類があり、14.4Vから18V、36Vまであります。いずれも用途や使用頻度に合わせて選ぶのが得策です。
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